近況報告
種苗会社からいただいた情報をまとめたところ、28年産「よつぼし」の種苗販売量は約35万株分でした。面積換算で約5ha分になります。本格販売の初年度として予測以上の反響でした。果実販売の方も好評で、各地から、農産物直売所等でマスコミ取材を受けた等の情報をいただいています。生産面でも、販売面でも、ご協力いただいている皆様に深く感謝します。
現在は、29年産用のセル苗生産が行われています。種子の在庫が乏しい中で、採種したての種を急いで検査に回し、ようやく播種に間に合った状況です。今後、残りの種子の検査が終わってくると少し余裕ができると思うので、あと1~2年で、種苗生産が軌道に乗ると期待しています。農業のような、年1回(果樹なら数年でしょうか)しかサイクルが回らない条件で、新しい分野が誕生するのはたいへんなことだと実感します。